「わ、私も…戻れて嬉しい、です」
熱くなる顔をおさえココもそう、返答する。
ルクが身じろぎし、ココの肩に頭をのせた。
すぐ真横に、綺麗なルクの顔がありココはちょっと目を逸らす。
あまりにも綺麗なその顔は…見つめたら囚われてしまいそう。
「ココ?こっち向きなよ」
それなのにルクはそう要求して微笑んだ。
ココはゆっくり、その瞳を見つめる。
ルクは満足げに酔ってしまいそうなくらい美しい瞳を嬉しそうに細める。
それから、ココの首筋に顔をうめ動きをとめる。
「…あの、ルクさん?」
しばらく動かない彼にココは声をかけた。
「ココ」
耳元で、甘くハスキーな声。
ココは小さく返事をした。
ルクは顔をあげ抱きしめていた体を少し離す。
温もりが離れてちょっと、寂しくなる。
「僕のことは、ルクって呼ぶこと。
わかった?ルクさんなんてよそよそしいから」
ココは小さく微笑んで「はいっ」 と答えた。

