「未來っ!」


「・・・悠多君? なんでここにいるの?」


息を切らして、汗だくで・・・


そんなになるまで、あたしを探してくれたの??


「お前が・・・未來が心配でさ・・・
なんとなく泣いている気がして・・・」


「悠多君はいつも・・・
あたしが辛い時に一緒にいてくれるよね・・・」


友達と大げんかした時も


こうして初めて好きな人に振られて、どうしたらいいかわからない時も。