人生でたった一度、あなたに殴られたよね? 不登校になって学校を辞めると言った時。 後にも先にも一度だけ。 どれだけ失望させたか、今なら分かる。 辞めなければよかったと、今なら分かる。 行きたいけれど行けない。 行かないといけないけれど行けない。 そんな息もできない毎日。 ある日、言ってくれた。 「やりたいようにやれ」と。 笑ってくれた。 やっと、 息ができた。