「あなたにお聞きしたいことがあるんです お時間いただけますか?」 覚悟を決めて私は彼女に聞いた そして コクリと頷いた彼女を 近くのカフェへと 導きながら歩いた きっと、彼女はマンションに入る、と 思っていたのかもしれない でも、やっぱりそれだけは イヤだった どうしても… だって… 私と潤の大切な場所だから…