そう… この声だけは間違えるハズがない… 他のオンナの人の名前を言ってるの とっても癪だけど… あぁ、いや、そうじゃない… どうしよう…私 どうしよう、 ってなんで私がどうしよう?? あぁーっ もうっ 何故か、私は その場を離れたくなって 入口へと向かおうと早足になった 「マナカっ!!」 う…潤… やっぱり私だ、って気付いたんだ そんな声も無視をして 私は、小走りになった って、 私の早足では、 男の潤にかなうはずもなく あっさりと腕を掴まれてしまった