あたしがそう呟くと、その理夜くんらしき人が近づいてきた。
だんだん近づいてくるその顔に、やっぱり理夜くんだと確信した。
「お前も墓参り?」
理夜くんが口を開く。
「え、うん。……理夜くんは、なんでここに……?」
今一番の疑問を聞いてみたが、
「なんでって……墓参りだけど?」
なんて分かりきっている答えが返ってきた。
いやいや、お墓にきてすることはお墓参りしかないでしょ……。
こんなことを口に出したら何されるかわからないから、今は心の中に留めておく。
だんだん近づいてくるその顔に、やっぱり理夜くんだと確信した。
「お前も墓参り?」
理夜くんが口を開く。
「え、うん。……理夜くんは、なんでここに……?」
今一番の疑問を聞いてみたが、
「なんでって……墓参りだけど?」
なんて分かりきっている答えが返ってきた。
いやいや、お墓にきてすることはお墓参りしかないでしょ……。
こんなことを口に出したら何されるかわからないから、今は心の中に留めておく。

