迷い込んだお姫さま

そう言って来たトイレの鏡の前に立ち尽くすあたし。








自分の気持ちは、もうイヤというほどわかってる。




結局あたしは理夜くんのことが好きなんだ。




好きで好きで涙が出てくるんだ。




意地悪な笑顔も王子様みたいな笑顔も全部が好き








何を迷っていたのだろう。






「よし。後夜祭が終わったら、二人にちゃんと気持ち伝えよう。」





あたしはそう決心して自分に言い聞かせた。