「えーっと……」





あれ?




あたしなんで話しかけたんだ?




文化祭一緒に回ろうって言おうとしたんだっけ?



告白しようとしたんだっけ?




いやいや違う。




じゃあ、なんだ?





「なんだよ。」




「いや、やっぱり何でもない。うん。」




「何だよ。俺に告白でもしようと思ったか?」




理夜くんはニヤッと笑った。