「あ!妃禾、久しぶりー!」


突然かけられた声に振り向くと、中学時代の友達がいた。


「え!みゆき!?」


「打ち上げ以来だっけ?」


「そんな前かー。本当久しぶり。」


あたし達の話はどんどん膨らむ。



「あ、もしかしてデート中?」


みゆきは何やらニヤニヤしだした。


「えっ!?いや…」


“デート”


やっぱりこれってデートなの?


「彼氏、超イケメンじゃん!いつの間にできたのー?いいなー。」