迷い込んだお姫さま

…ん?





俺の彼女?





「え!?」



「ってことで、行くぞ、妃禾。」


理夜くんはあたしの手を握って歩き出した。


「えっ!?ちょっ、何?」





――


理夜くんは暫く黙ったまま歩き続けた。


「み、理夜くん、彼女いたの?」


あたしが口を開くと、理夜くんは歩くのを止め、近くのベンチに座った。