迷い込んだお姫さま

「あ、えーっと…じゃあ……っ…」


「お前ちょっと黙れ。」


な、なに!?


あたしの唇の前に理夜くんの人差し指が立ってる!


「つまり、お前は俺の何が知りたいわけ?」


何がって……


「いや、別に…」


なんだか、今になって昔のことを聞く勇気がなくなってきた。


「……ふーん。」


理夜くんは意味ありげに笑う。