迷い込んだお姫さま

――


「ハァ……」


あ、またため息ついちゃった。


今は夕飯を作っている最中なのに、ご飯がまずくなっちゃう。








あの日以来、理夜くんはいつも通り接してくれている。


でも、あたしがなんとなく避けてしまっていて、いつも微妙な空気が流れている。



いくら女の子と遊んでいたからって、それは人の勝手だし。


あたしがとやかく言うところじゃないし。