ふと、ゴミ箱に一つだけ入っている紙に目が留まった。


くしゃくしゃに丸められた一枚の紙。



何だろう?


なにか、新聞の記事みたいなものが見える。







…………。








いいや、見ちゃお。




あたしは何となくその紙を手に持ち、書いてある文章を見た。






“三年B組芳兼理夜は、毎日違う女子生徒と……”




え……?