ズボンを履いた、


女の子!?


「え、あの、なんでしょう?」


え!?女の子いるじゃん!


「……一応、僕男の子だよ。」


その子はあたしの心を読んだらしく、そう言った。


か、可愛い〜!!


「妃禾ちゃん、お友達になって下さい。」


「うん!ぜひぜひ!」


あたしは勿論即答。


天使のように可愛い男の子はくりくりの目で、髪にピンどめを二本付けている。


肌はあたしより少し白い。


背はあたしと同じくらい。