迷い込んだお姫さま

「ん?どうかした?」


「ううん、何でもない。」


やっぱり、空耳かな?


にしても、さっきの蓮くんにはちょっとドキッとしたな……。


蓮くんはいつも優しいから、男だとか、あんまり気にしてなかった。


“男”って響き、なんか少し恥ずかしいかも……?






なーんてよくわかんないけど、大好きなマンガの仕事に携われるんだから、頑張ろう!


あたしは、るんるん気分で指示されたことを黙々とこなしていった。