迷い込んだお姫さま

「…となると、部屋には俺と妃禾ちゃん二人っきりか。」


え!?

何を言い出すかと思えば、二人っきりって……なんか、恥ずかしい。


でも、今の呟きで部屋の空気が変わったような気がした。


「俺も一応男なんだけどな……」


ん?

男……


って、え、ちょっと!?


「ま、何があってもお前達には関係ないか。」


え、何があってもって……


え、何かあるの……?


え、蓮くんどうしたの……?


「行こ、妃禾ちゃん。」


「え!う、うん。」


蓮くんがあたしの手をとって歩き出した時、