「わっ!ち、違うよ!」


とは言ったけど、本当は見とれてた。


「図星か。」


「違うって!」


「お前可愛いなー。」


という言葉と一緒に頭を撫でられる。


「だ、だから違うって!」


あたしの顔は、理夜くんのかっこよさと頭を撫でられた恥ずかしさで真っ赤に染まった。




こんなんで一ヶ月やっていけるのかなぁ……?


あたしは小さくため息をついた。