――


「っふあぁー……」


あたしは大きく伸びをした。


片付けを終わらせ、いつの間にか眠ってしまっていた。


……もう六時半か。


ちょっと台所覗いてみよう。


階段を下りてわりとすぐに着いた台所には、料理をしている最中の理夜くんがいた。


理夜くんは、陰から見ているあたしには気づいてないみたい。