けど……


「あたしは、泊めてもらう側だから文句は言えないです。」


でも、やっぱり悪いな……


「ってことで、俺ん家で決まり。」


理夜くん得意気にそう言うけど、勇ちゃんはまだ納得してないようで、


「……でも、ずっと二人っきりは危ないから、みんなで理夜ん家に泊まりに行こう。」


みんなでお泊まり計画を提案。


そんなに心配しなくても、理夜くんのご両親がいるでしょ。


「それ、俺も賛成。」


諒真くんの言葉に京磨くんと蓮くんが頷く。


「はぁ?無理だ。来ても追い返す。」


理夜くんはまた勇ちゃんを睨む。


「じゃーんけー……」


「ったく……。わかったから。少しだけだったら許可する。」