彼との歪んだ関係が続く中、ある手紙が届いた。 それは、高校の同窓会の招待状。 まだ、卒業してから数年しかたっていないけれど、みんなで久しぶりに集まらないか?というものだった。 当然、高校時代の同級生だった万里紗の元にもその手紙が来ているから・・・ 「同窓会、行くでしょ??」 そう聞かれるのは、わかっていた。 「もちろん、行くよ」 明るく、なるべく精一杯の笑顔で笑って見せた。