BLUE WORLD













✰真純side✰






ベッドから降りて、ゆっくりと音を立てないように床に座った。






スヤスヤと気持ち良さそうに寝る嗄綺。






「なんでっ……………俺なんかを受け入れるんだよっ…………。」






嗄綺は何度も乱暴に無我夢中に抱いても俺の事をまるで『壊れ物』を扱うように優しく抱き締め返してくれた。






その度に何度も何度も『真純』と愛しそうに名前を呼んでくれた。






「期待なんかさせるなよっ…………。」






それでも……………俺はいつだって嗄綺しかいらなくて。






どんな時だってなんだって嗄綺が俺の心を頭の中を支配している。





「そろそろ、あいつ等が俺を待ち切れなくなるだろ…………。」





必死に頭の中から嗄綺のことを消しては思い出すのを繰り返しながら俺は家を出た。










✰真純side end✰