私は最後に泣きながら洋祐に




「大好きだったよ」




と言って自分の心臓を貫いた




痛い

思った以上に痛い





微かに聞こえる洋祐の声


なんて言ってるかわかんないけど

私の名前、呼んでくれてるかな





私は微かな希望を抱きながら

目を閉じていった