そして私は少しむくれている

優香に静かな声で声をかけた


「優香」

「な、何よ」

「これからもよろしく」



優香はハッとして私を見た

大きな目が更に大きくなる



「美紗・・私の事、恨んでないの」

「少し思っちゃうけどでも
 優香の事、好きだから・・・」

「美紗・・・・、ごめんなさい・・・・」



泣いてる・・・・

あの優香が、泣いてる・・・・


可愛い・・・・・・






私は口元に笑みを浮かべた