優香は唯一何でも話せる親友だった

惚気も愚痴も何でも話した



「おはよ」

「おはよ・・・」

「・・・ねえ美紗、もう無理しないで」




優香が洋祐と女子たちの方を

チラッと見てから言った




私は俯きながら微笑んだ


もう、いいんだ






洋祐が私を無視するように

なったのは付き合ってから

2ヶ月後だった