私を好きでいて
















じゃ俺はチョコと呟いて自分の

財布から600円を出す洋祐



優しいなあ、ほんと、大好き



大きい背中を見つめながら

私は心の中で呟いた




「ん」

「ありがとう!」

「別に」



相変わらず無愛想だけど

そこもめっちゃ大好き!



「洋祐、ひとくちちょうだい」

「しょうがねえな」