やっと1人の時間になった。
疲れた……。
これを毎日やっていかなきゃいけないと思うと、ゾッとする。
今まで気軽な独り身だったのに。
今日、休んだから仕事も溜まってるだろうなぁ……。
年度末は忙しいし。
まぁ、今は春休みで授業がないから助かったけど。
ビールでも飲んでさっさと寝よ。
そう思い、キッチンに行き冷蔵庫を開けビールを取り出そうとした時……。
「…………うぁぁぁん!!」
寝室から蒼太の泣き声が聞こえてきた。
ビールを冷蔵庫にしまい、寝室に行く。
ドアを開けると、ベッドの上に座り泣いている蒼太がいた。
「蒼太?」
俺は蒼太の側に行き、声をかける。
「ママ〜!」
そう言って泣き続ける蒼太。
やっぱりママが恋しいんだな。
俺は泣いている蒼太を抱きしめた。



