綾菜が蒼太を抱っこして、立ち上がる。
俺の方を見た綾菜は笑顔を見せた。
俺も笑顔を見せる。
「久しぶりだな」
「うん。久しぶり……」
少し照れたようにそう言った綾菜。
「チケット、買って来るから待ってて?」
「お金……」
綾菜はそう言ってカバンを開けて財布を出す。
「いらない。俺が3人で遊ぶことを望んだんだし……だから……」
「ありがとう」
俺はチケットブースに行き、大人2枚と子供1枚のチケットを買い、綾菜と蒼太のところに戻った。
「行こうか?」
「うん」
綾菜は蒼太を降ろす。
俺と綾菜の間に蒼太。
それぞれ蒼太と手を繋いで遊園地に入った。



