「今井!待って!」
俺は今井の背中にそう呼びかけた。
振り向く今井。
「すぐそこに公園があるので、そこに行きましょう」
今井はそう言って歩き出す。
俺も今井について歩く。
今井の家から歩いて1、2分のところに公園はあった。
あまり広くなく、ベンチと滑り台とブランコの遊具と砂場があるだけの公園。
街灯に照らされた公園には誰1人いなかった。
「飲み物を買って来るので、先生は座っていて下さい」
「俺が行くから今井は座ってて?」
俺はそう言って、公園の出入口にある自販機に走った。
温かい紅茶とコーヒーを買って急いで戻る。



