綾菜の彼との直接対決の日がやってきた。


朝、いつもより少しだけゆっくりして、蒼太を保育園に送って行く。


蒼太には仕事だと嘘をついて。


スーツを着て、カバンには銀行で下ろした現金200万が入っている。


約束の時間まで、少しあるけど、待ち合わせ場所のカフェに行くことにした。