蒼太に何も食べさせないわけにもいかず、簡単に昼を食べさせ、アニメのDVDを流してやり、俺は再びソファに横になった。
それから、どれくらい時間が経ったんだろう……。
目を覚ますと、蒼太はテレビの前で寝ていた。
気持ちよさそうに寝ている蒼太。
寝室に連れて行こうかと思ったけど、そのまま寝かせることにして、体に毛布をかけてやった。
リビングの時計を見る。
17時。
もうそんなに時間が経ってたんだ。
「パパ?」
目を覚ました蒼太。
俺は蒼太の側に行き、頭を撫でてやった。
蒼太は毛布から出ると、俺の体に抱きついてきた。



