「蒼太?」
俺は蒼太を抱き上げ、膝の上に乗せた。
「今日は保育園、お休みしたから」
「何で?」
「パパな、体調が良くないんだよ」
「お腹、痛いの?」
「うーん……お腹は痛くないんだけど……。だから蒼太を保育園に連れて行く事が出来ないから、今日はお休みな」
「はい!」
「パパ、ちょっと寝るからテレビを見といてくれる?」
「はい!」
「いい子だ」
俺は蒼太の頭を撫で、膝から下ろした。
そしてフラフラしながら寝室に行き、スーツを脱いでジャージに着替えた。
リビングに戻り、再びソファに横になった。
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