駅の東口にある交番。
そこに今井と駆け込んだ。
あまりにも勢いよく駆け込んだため、交番にいた警察官がビックリした顔をしてる。
「あの!…………って、いた!」
交番のカウンターの向こう側。
椅子に座っている蒼太がいた。
俺の声に蒼太がこちらを向く。
「パパ!」
そう言った蒼太は笑顔だったけど、次第に笑顔が消えていき、下を向いた。
「蒼太くんのお父さんですか?」
警官がそう聞いてきた。
「そうです!蒼太の父です!」
安堵感からか、足の力が抜けてしまい、その場に倒れそうになった。
「大丈夫ですか?」
警官がそう言って、俺の体を支えてくれた。
蒼太と今井の前でみっともない姿を見られたことが情けない。
「だ、大丈夫です」
「どうぞ?」
警官が椅子に座るように言ってくれて、俺と今井は椅子に座る。



