【先生×生徒シリーズ】ある日突然、パパになった俺の物語





「うちで預かりましょうか?」


「はっ?」



今、なんと?



「蒼太くん、でしたっけ?うちで預かりますよ?」


「マジ?」


「先生さえ宜しければですが……」



こんな時でも無表情を崩さない今井。


今井に頼もうか……。


でもな……。


教師の私情を生徒に負担させていい、わけねぇよなぁ……。


1回ならまだしも、これから何回かこういう事があるかもしれねぇし。



「今井の好意はありがたいけど、生徒に頼める事じゃないから、どうにかするわ。ありがとうな」


「そうですか。わかりました」



今井はそう言って、その場に立った。


俺の方を見向きもしないで、そのまま校舎裏から立ち去って行ってしまった。