【先生×生徒シリーズ】ある日突然、パパになった俺の物語




朝の職員会議、始業式、LHR。


まだ昼なのに、すでにバテバテ。


蒼太の相手をしてる方が、まだ楽でいい。


担任を持つことって、こんなに大変なんだと思い知らされた。


しかも午後からは授業がある。


なんで始業式の日に授業するんだよ。


それ決めたやつ鬼かよ。


午前中で終わりでいいじゃん。



「はぁ……」



職員室の自分の机に、大きな溜息と共に上半身を倒した。


もう帰りたい……。



「お疲れですね」



隣の席で愛妻弁当を食べている牧野先生がそう言ってきた。



「はぁ……まぁ……」


「お昼食べて元気付けて下さいよ」



昼飯、食べる気力もねぇ。


初日でこれだったら、これからどうなるんだ。



「放課後には入学式の準備もありますしねぇ」



…………あぁ!忘れてた。


すっかり忘れてたよ。


そのあと、多分、職員会議があって……。


保育園に何も言ってねー!


俺は勢いよく椅子から立ち上がった。



「どうしたんですか?」


「ちょっと……」



朝買ったコンビニの袋を持って、急いで職員室を出た。