俺の言葉に、みんな一斉に目を見開く。
みんな同じ反応を見せたことに不謹慎だけど笑いが込み上げそうになった。
「ちよ、ちょ、ちょっと!ど、ど、どういうことよ!」
お袋、声が上ずってやがる。
しかも素面状態なのに酔っ払いのように呂律が回ってねぇし。
「は、は、晴翔!?ちゃ、ちゃんと説明を」
親父も同じだ。
さっきまでシーンとしていた大広間が一気に騒がしくなる。
蒼太は少し下を向き、俺のズボンをギュッと握っていた。
「ちゃんと説明するから……っと、その前に……夏美?ちょっといいか?」
これから説明することを蒼太に聞かれたらマズイ。
だから夏美に蒼太を見てもらおうと思い、夏美の名前を呼んだ。



