蒼太は片時も俺の側を離れず、腰にずっとしがみ付いてる状態だった。 じいちゃんの7回忌の準備があると早く帰って来たけど、結局、何も手伝えず。 あとから来た親戚連中が何か聞いてこようもんなら、他の親戚連中が何も聞くなと目で訴え、家の中はどんよりとした空気が流れていた。 俺は空気のように扱われ、誰も話しかけようとせず、和室の隅っこに蒼太と座ってるだけ。 自分の実家なのに、他所の家に来たみたいだ。 法事が終われば、食事の時間だからそこで話をしよう。