実家の隣の実家所有の空き地に車を停める。
田舎の家は土地と家だけは無駄に広い。
それは俺の実家が特別金持ちってわけじゃなく、周り近所も同じような感じだ。
しかも空き地に建てた車庫には、両親と兄貴、兄嫁と妹の5台の車とプラス軽トラが停まっている。
車は一家に1台ではなく、田舎では1人に1台。
空き地には親戚の車だろうか、数台の車が停まっていた。
車から蒼太を降ろす。
「パパ?ここ、どこ?」
俺を見上げた蒼太は不思議そうな顔をしてそう聞いてきた。
「パパの生まれ育ったお家」
そう言ってもわかんねぇか。
蒼太は益々、不思議そうな顔をしていた。



