保育園に帰ってからは、給食まで自由時間。
教室で遊ぶ子もいれば、園庭で遊ぶ子もいる。
蒼太は…………。
…………やっぱりな。
おままごと仲間と、楽しくおままごとをしていた。
俺は何もすることなくって、言うか疲れきって何もしたくない状態で。
教室の隅っこでボーと突っ立っていた。
「蒼ちゃんのパパ?おままごとしよ?」
俺の前に、れいなちゃんが来てそう言ってニッコリ微笑んだ。
「いや、おじちゃんはいいよ」
いい年したオッサンが、おままごととか出来るわけねぇだろ。
「ダメです!」
れいなちゃんは俺の手を握ると強引に引っ張った。
どうやら俺に拒否権はないらしい。



