正直、4人なんて簡単に捕まえられるだろうと思っていた。
…………でも。
子供の逃げ足は早くて、なかなか捕まえることが出来ず。
しかも最初4人だったはずなのに、子供が1人、2人と増えていき、最終的には10人vs俺みたいな感じになっていた。
結局、全員捕まえることが出来ずに時間切れ。
もうヘトヘトで息が上がり、その場にしゃがみ込んだ。
あんだけ走り回っても子供達は元気で、しゃがみ込んだ俺の背中に次々に乗ってくる。
「背中から下りてねー!」
他所の子を怒鳴るわけにもいかず、子供達を背中から下りるように言ったけど、そんな優しい言葉なんか効かず……。
「…………ゔっ!」
く、苦しい……。
やっと綾瀬先生が気付いて子供達を背中から離してくれた。



