職員室を出て、綾瀬先生について教室に行った。
教室には20人くらいの園児と、女性の保育士がいて、子供達と音楽に合わせて楽しそうに踊っていた。
綾瀬先生から一緒にどうですか?と言われたけど、いくら参加保育で、やることは職員の補助と言っても、やっぱり恥ずかしい方が勝ってしまって断った。
蒼太の楽しそうに踊る姿を見て、笑いそうになる。
音楽が終わり、綾瀬先生の指示で子供達が教室の真ん中に集まり床に座った。
「今日は、蒼太くんのお父さんが来てくれました」
綾瀬先生がそう言うと、子供達が一斉に教室のドアのところにいた俺の方を見る。
「深山さん、どうぞ?」
綾瀬先生にそう言われて、俺は綾瀬先生の隣に並んだ。
「今日1日、みんなと楽しく過ごしたいと思います。よろしくお願いします」
そう言って笑顔を見せる。
もう1人の保育士が拍手をすると、子供達も拍手をする。



