「あるじゃん。」


「あっ!!ちょっと!!」


千尋くんは私が首にかけていたタオルを取って汗をふく。


乙女のタオルでなんてことを!!


「洗濯して返せ!!」


「洗濯すんのはお前だろ〜。」


「アンタが洗濯すんの!!この口悪男!!」


「はぁ〜!!?口悪男ぉ〜!!?」


「ストップ!!」


ケンカをしている私たちの間に入る祐希くん。


「まー二人とも落ち着けって!!それよりもうリハ終わりだから遊ぼーぜ!!な?」


「本当!!?うん!!遊ぶ!!」


八重歯が眩しい祐希くん。


やったー!!

遊べる!!


「チッ。わかったつーの。」


千尋くんは納得いかないような顔をしながらも遊ぶために移動。


ふふっなんだか楽しくなりそう!!