「起きてよ。美紀。」


「...ん。」


私の体をユサユサ揺らすのは誰だ!!


正直やめて欲しい。


私は眠いのよ!!


「.....朝4時半。」


「嘘っ!!?」


ガバッ


どうしよう!!

寝過ごした!!


私は急いでベッドから出ようとする。


が。


「きゃっ!!?」


強く誰かに腕を引かれてベッドから出れない。


てか、誰よ?


「おはよ〜。」


ベッドの中には可愛らしく笑う翔太くんが。


ここはマイベッドだよね?


「うっうおーい!!翔太くん!!?なんで私のベッドに!!?」


「ここ僕のベッドなんだけど。」


「え!!?」


パニック。


私は急いで首を動かす。


....私の部屋ではない。


あのあと寝ちゃったんだ!!