僕を車の助手席に乗せて、お母様は運転席に座る。 僕の中にできるいくつもの疑問。 この車の小ささ。 それを運転お母様。 「「......。」」 僕たちの間に会話はない。 だけどお母様の側にいれるだけで僕は幸せだった。 会話がなくても気まずくなかった。 窓の外の雨を見ながら眠気と戦う僕。 揺れる車内はすごく眠気を誘う。