「美紀ぃ!!」


「しょっ翔太くん!!」


最後にやって来たのは翔太くん。

このプリティボーイも私にチューするのだろうか?


翔太くんのことを警戒していると、


「僕はキスなんてしないから安心して?」


と言ってくれた。


乙女の味方だ!!


と一瞬だけ思った。


チュッ


「な〜んてね?」


翔太くんはマイリップにキスしていた。


お、おう。


「ふぁーすと.....。」


「本当!!やったぁ〜!!うれし.....」


「口にすんなって言ったのはお前だろ!!」


ニコニコ笑う翔太くんとは裏腹に全く笑わずに叫ぶ千尋くん。


その後ろから奏くんと祐希くん雪斗くんも出てくる。


「僕はいーの。」


「あぁ、僕も口にしとけばよかった〜。」


可愛く笑う翔太くんに本当に残念そうに私を見てる雪斗くん。


あぁ、もうなんなのコイツら!!


「はい、みんなどっか行ってぇ。僕の告白終わってないから。告白は邪魔ないって約束じゃん?」


翔太くんは可愛らしく笑ってみんなをうっとうしそうに追い払う。


そして翔太くんと私だけになる。