「美紀.....」


「キスそーし!!」


私の側にやって来た奏くんの口を押さえる私。


「.....。」


ボソッ


不機嫌そうな、いや、不機嫌な彼は私に呟いた。


『離せ。』と。


こっ怖いよ!!

目が怖いって!!


私は急いで奏くんの口から手を離す。


で、


チュッ


「お前が塞ぐからキス出来なかったんだよ。」


と一言。


彼はまぶたにキスをしてきました☆


お、おう。

もう心臓がヤバい。

生きてますか?私。


「好きだ。俺のものになれ。」


そう言って奏くんも行ってしまった。


あ、あの奏くんにも告白されちゃった。