「急に言われても意味わかんないよね。」


雪斗くんがクスクス笑いながら私に近づく。


本当、その通り。

全然意味がわかんない。


「っ。」


チュッ


不意打ちだった。


顔近いな〜とか思ってたらやられた。

右頬にチュー。


なっ、なっ.....


「何なのさ!!」


「美紀に告白する前には必ずキスすることってなってるんだ。」


「え!!?」


そんなことしらない!!

何よそれ!!


パニック起こしてる私なんて無視して雪斗くんはお綺麗な顔で微笑み、


「好きだよ。じゃあ、行くね。」


と言って行ってしまった。


こっ告白された!!

ガチだ!!

これはガチなんだ!!


雪斗くんも祐希くんもガチだ!!