「美紀?」


いつもの場所にいるのは咲や舞花やイカツイ人たち。


暗い場所が嫌いな私は明るく輝くネオンで不安をかき消した。


「やっほ〜。みんな。久しぶり。」


私はみんなに右手をあげて手を振る。


「おー。久しぶりじゃん、美紀。」


「こっち来いよぉ。」


何人かの男に呼ばれてそちらに行こうと足を動かす。


やっぱりここは居心地が良い。

だって.....


「美紀!!ちょっと来な!!」


男たちの元へ行こうとする私の腕を掴む咲。


そしてそのまま人がいないとこへ連れて行かれた。