朝の3時半。


トントントンッ


階段を降りる足音が聞こえる。


つまり....



「翔太くん!!おはよう!!」


降りてきた翔太くんに元気に挨拶。


が。



「.....。」


無視。


完全無視で私の横を通って行く翔太くん。


顔死んでた。

翔太くん朝弱いんだ。


あまり無視されたことを気にせず翔太くんの後ろをついて行く私。


「朝ご飯は机の上にあるからね?お弁当もあるよ?」


「.....。」


これも無視!!?

ちょっとこれはひどいよ!!


しかし我慢。


大人の余裕を見せるのよ?

美紀。


相手は中3。

まだまだガキんちょ。


ちなみに雪斗くんと祐希くんと千尋くんと奏くんが私と同い年。


祐希くん情報で知りました。


私はとりあえずソファーに腰かける。