朝の3時〜♪

今は朝の3時だよ〜♪


「ねっ眠い。」


ふらふらしながら台所に立つ私。


全てを失った私を拾ってくれた吉香さんは私に家をくれた。

条件付きで。


条件はどうやら人気沸騰中アイドルらしいわけあり美少年たちの家政婦さんになること。


祐希くんと雪斗くん以外はとりあえず関わりたくない。

だって怖いし、ウザイし。


しかし彼らはみなわけあり。

私もわけありだからそこは共感するところで....。


なんやなんやで彼らの為に頑張ろうと思っている訳ですよ、はい。


「よしよし。美味しいものを作りましょうか。」


そう言って私は冷蔵庫の中を物色し始めた。