時刻は21時。


ご飯も食べ終わりみなさん順番にお風呂に入り出したころ。


「.....。」


私はもちろん一番最後。

で、だいたい気が使える祐希くんが最後から二番目。


う〜ん。

今かな〜?


私は祐希くんママの伝言をいつ伝えようか悩んでいた。


「そんなに祐希なんか見つめてどうしたの?」


「私そんなに見てる?」


「うん。」


私に話かけて来たのは今日もお美しい雪斗くん。


お風呂あがり雪斗くんはお色気ムンムン。


「ちょっとねぇ。」


話たいけど雪斗くんには話せない。


これは祐希くんの話だからな〜。

言ってもいいのかな〜って感じ。


「ふ〜ん。だいたいわかった。」


雪斗くんはお美しい顔で優しく微笑む。


え!!?

今のでわかったの!!?


「美紀なら大丈夫だよ。頑張れ。」


雪斗くんは私の頭を優しく撫でてその場を離れた。